「同期」それはとても特別な存在です。
互いに励ましあったり、仕事で苦しいことも分かち合える大切な存在です。
しかし、同期という関係だからこその悩みもあると思います。
今自分のほうが圧倒的に学歴が高いはずなのに同期よりも成果を出せてない。同期よりも出世が遅れている
なんてことはありませんか?
入社前は、「私は高学歴だから低学歴の同期よりも絶対に出世できる」「同期の中で一番出世してやる」と意気込んで入社したものの現実は上手くいかない。
今回はなぜそんなことが起こるのか考えてみましょう。
学歴の高さと仕事の出来は違う
学歴が高いからといって仕事ができるとは限りません。
その職業に「何」が求められているのか。その求められていることに応えられなければなりません。
理系などの技術職以外の仕事では、学歴の高さが仕事にあまり活かせない場合があります。
例えば、営業職だとコミュニケーション能力や社交性、ガッツがあるかどうかなどが求められます。なので高学歴だからといって営業ができるかと言われると必ずしもできるとは言えないのです。
仕事で成果を出すためにはその仕事で求められている力を発揮する必要があるのです。
人は追い込まれたとき成長しやすい
これにはピンとくる人のほうが多いと思います。
夏休みの宿題を最後にまとめてやる人、締め切りが明日で猛スピードで仕事をする人、追い込まれないと集中できないとか腑抜けたことを言っているひとが多いですが実際には、人は追い込まれることによって通常ではありえない効率での作業ができるのです。
入社したての頃は、特に周りより高学歴だと心のどこかに余裕があるのではないでしょうか。アイツよりは賢いから大丈夫、俺はいい大学出ているから大丈夫だと。
心のゆとりが時としてあなたの成長スピードを遅くさせてしまいます。
それに比べて、あなたよりも学歴の低い同期たちは、学歴がない分それ以外でカバーしようと必死で努力しているかもしれません。
もし、あなたがアイツより収入が低いということで悩んでいるようなら 少し自分を追い込んでみてはいかがでしょうか?
プライドが高く、素直に行動ができない
高学歴でプライドが高い人は、上司のいうことを素直に聞かない人が多いです。
高学歴でプライドが高い人は、何年も経験のある人のいうことを聞かず自己流で仕事をしてしまいます。
これだと間違った方向に行動していった場合、全く仕事ができない人間になってしまいます。
それに比べて、素直に上司のいうことが聞ける人は成長が早いです。
また、プライドが高いと上手く人と関わることができない場面があります。
自分のできないことはできる人にお願いする。プライドが高いゆえに全部自分でやってしまおうとする。その結果、中途半端になって、質が低くなってしまうということが起きてしまいます。
仕事ができる人は人とうまく関わるのが上手く、できないことは自分で無理せず人に頼み、効率よく仕事を回そうとします。
IQが20違うと会話が成立しなくなる
一度は聞いたことがないでしょうか?
実際に会話が成立しないのか?というと、実は成立するのです。ですが、会話をしている人達が「面白くない」と感じるのです。
なぜならIQの違いによって考え方や価値観、趣味が異なってくるからです。
今まで、同学年の人と話して面白かったのは お互いのIQが近い数値にあったということが言えますね。同じぐらいの頭の良さの人たちが同じ学校に集まるのでIQが近くなるのも必然的です。
しかし、自分より学歴の低い人たちが多い会社に就職すると、どうも馬が合わず仲良くなれないという現象が起きてしまいます。
当然、上司とのコミュニケーションが上手く行かず、仕事でも上手く連携が取れません。
自分よりも学歴の低い同期は上司と上手くコミュニケーションがとれていたおかげか、仕事もどんどんできるようになり成長しやすいのです。
また、上司にも気に入られて出世が早いなんてこともよくあります。
大切なのは未来の評価
今現在、上司から満足な評価を得られていない。与えられた仕事を十分にこなせていないなどの悩みがあるかもしれません。
しかし、今ができていなくても全然問題ではありません。
大切なのは未来の自分です。現在の評価が未来の評価ではないからです。
不満やできない悔しさをバネに努力していくことを決意しましょう。
高学歴なのに仕事ができないというコンプレックスは時に自分の頑張れる原動力にもなります。できないと文句をいうのではなく、その不満を原動力に頑張れるのであればあなたは大きな成長をすることができるでしょう。
長期的に考えた時に今から努力し続けることで半年後、1年後で努力をしてこなかった人たちと大きな差が生まれます。
まとめ
- IQが違うと話が合わない
- 学歴が高いからといって仕事ができるとは限らない
- 追い込まれると成長しやすい
高い学歴は、学生時代に努力をたくさんした証拠です。
にもかかわらず、低学歴の人が活躍していることに疑問を抱いている人は学歴=社会適応能力と勘違いしている人が多いからです。
学生の頃は勉強を頑張らなかったとしても就職してから努力をしている人もたくさんいます。
あなた自身も学生時代と同じく仕事でも努力をしていき成長することで良い未来が訪れることを願っております。