なんとなく事務職に転職したいなー、人間関係が嫌になって会社辞めて事務職に転職したい、私は事務職の方が合っているかもと思っているあなた。
転職するにあたって面接は必須です。
しかし、面接に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか?
特に面接が苦手な方はどんなこと聞かれるか気になりますよね。事前に聞かれる内容が分かっていれば対策もしやすいものです。
また、動機は様々ですが、いざ面接となると、辞めた理由なんて言ったらいいんだろ、正直に話していいのかななどと次々に疑問と悩みがでてきますよね。
何も対策しないまま面接に挑むと上手く答えられなかったり、頭が真っ白になって沈黙してしまう可能性もあります。そうなってしまうと内定は厳しくなります。
逆に対策しておくことで内定する確率が大きくアップします。
そんなあなたに面接の準備に役立つ、必ず質問される4点についてお話したいと思います。
事務職の転職面接で聞かれる質問内容と回答例
自己紹介
自己紹介は面接で一番初めに話す内容になります。第一印象は最初の数秒から数十秒で決まるので自己紹介で第一印象が決まると言っても過言ではありません。
第一印象を決める重要な場面なので、しっかりと力を入れなければなりません。
どれだけ素晴らしい経歴を持っていても第一印象が悪いと内定率が悪くなります。良い印象を与えられるように十分に注意しましょう。
自己紹介では内容よりも印象を重視して見られるので、姿勢に気を付け、面接官の目をしっかりと見て笑顔でハキハキと話しましょう。
また、自己紹介とは自己PRとは違い、自分とはどういう人なのかを知ってもらうためのものです。ですので、自分の強みばかりをアピールしようと身構えなくても大丈夫です。
- 氏名
- 職歴
- 趣味
第一印象に気をつけながら、上記の内容を簡潔にまとめて自分とはどういう人なのかを知ってもらいましょう。
自己PR
あなたが入社してから活躍できるのかを判断するためのものです。ですので自分の強みや強みを活かせるのかを存分にアピールしましょう。
事務職ですので、自分の強みとなるPCスキル・仕事に対しての姿勢・コミュニケーション能力を内容に交えて1,2分で回答するよう事前に練習しておきましょう。
MOSの資格を持っています。前職では複数の社員が働いていましたので皆の能力にばらつきがありました。パソコン作業が得意なことを生かしてパソコン作業の効率化を提案し、中心となってマニュアル作成などをして、残業時間を減らすことができチームメイトに喜ばれました。
このように会社の業務内容をできる限り把握して、応募企業の求めている部分を自己アピールするようにすると面接官の心を掴みやすくなります。
面接官も「話を聞こうじゃないか。」とまず思ってくれるはずです。
なぜ事務職を志望したのか
とにかく企業の情報収集が大切です。
まず企業が募集している業務内容はしっかりと把握していないと的外れになってしまいます。
私の得意なことは事務処理をスピーディーにできることで裏方として会社に貢献できるという意味で事務職に魅力を感じています。御社の事務職では大量の顧客のデータを処理する必要があると伺っております。ITは私の得意な分野なので、ぜひそれを生かして貢献することができたらと思い志望させて頂きました。
得意分野を生かして、募集している業務内容に沿って説明しるし、積極性も感じられる答え方ですね。
以下はNG例です。
私は表に出ることが得意でないので縁の下の力持ちになりたいと思い応募させていただきました。
これでは他はできないから仕方なく選んだみたいに聞こえますね。
前職を辞めた理由
厚生労働省の平成29年雇用動向調査結果の概要によると男女ともに以下の3つが大きい理由になります。
- 給与等収入が少なかった。
- 労働時間、休日等の労働条件が悪かった。
- 職場の人間関係が好ましくなかった。
前職をやめた理由を話す上で、マイナスな理由だった場合にプラスな理由に変えていけるように工夫することが大切です。
入社してから夜中までの残業が常態化しており改善の提案、要望を上長に申し出ておりましたが、改善されることはなく、自分自身のキャリアアップに時間を使いたいと思い転職を決意いたしました。
マイナスな内容を納得できる内容にして、向上心を持っていることをアピールすることにつなげていますね。
残業がとても多かったので転職をすることに決めました。
この答え方だと、残業が続いたらまた退職を考えるのではないかと思われてしまいます。
離職の理由を聞くのは、「自分の会社でも同じようなことが起きたらまた辞めることを考えるのか。」ということを知りたいのです。
思うことがたくさんあり、つい愚痴を話してしまう人のいますが、感情を前面にだすのはNGですよ。
面接官にその理由なら仕方ないと思えるものであれば、具体的、論理的に話し自分にプラスになるように。
パソコンのスキルはあるのか
事務職でパソコンスキルは欠かせません。企業側としては、即戦力となる人に入って来て欲しいのでパソコンスキルがあると有利になります。
そこで、エクセル、ワード、パワーポイントをどの程度まで知っているのか、使いこなすことができるのかなど詳しく聞かれます。
そして、前職で使った経験があるのかなど聞かれます。
また、MOSの資格を持っていると事務職の転職でかなり有利になります。この資格があれば事務職をするにあたって十分なスキルがあることの証明になるでしょう。
何か質問はないかと逆に質問
「ありません。」「大丈夫です。」はNGです。
十分説明を受け、用意していた質問内容も解決してしまったような時は無理やり質問することもないですが。その際は「十分説明をしていただきましたので特に質問はありません。今回の説明でますます入社したい気持ちが大きくなりました。」などと話してみるのもいいですね。
面接官は自分の会社に興味を本当に持っているんだろうか、本当に入社する意思があるんだろうかと確認する意味で聞いている可能性があります。
ですので、「質問はありません。」と答えるだけだと「入社意欲がないのか?」と思われてしまいます。
入社させていただいた後、私が現在持っている資格以外に勉強しておいた方が良いものがありましたら教えてください。
逆の質問を利用してやる気をアピールできていますね。
福利厚生にはどのようなものがありますか?
これだと、仕事に興味があって働きたいわけではないと思われてしまいますね。
会社の理念や売り上げなど、パンフレットやホームページに載っているような質問は絶対に避けましょう。
絶対やっておかなくてはいけない企業の情報収集を怠っていると思われて、それまでの面接がうまくいっても、最後にマイナスになってしまいますよ。
まとめ
- 自己紹介、自己PR
- 志望動機
- 前職を辞めた理由
- 逆質問
一般事務は年々求人は減っているのに、応募者は増えているのが現状です。
得意なことがないから一般事務というのではなかなか難しいですよ。
まずはパソコンスキルは必須ですので、企業が求めているスキルは何なのかを調べてブラッシュアップしてください。
一般事務の面接で成功している人の共通する点は、どの質問に対しても会社の求める業務の内容をしっかりと把握できていて、それに対し自分が持っているスキルをどう生かすことができるかをしっかりアピールできているかということです。
きちんと準備ができていれば落ち着くことができます。
私は面接で頭の中が真っ白という経験があります。ただとても入りたかった会社でしたので準備はバッチリしていました。
緊張している私を面接官の方が笑ってくださったことで緊張もほぐれ無事準備していた言葉も出てきました。
入りたいといいう熱意が本物なら伝わることも多いです。
あとは胸を張ってしっかり相手の目を見てハキハキと話すことです。
あなたの面接が成功しますように。