働きたくない、そう感じている人も多い中、働きたくない人の原因を〈若者・大学生〉〈20代〉〈30代・アラサー〉〈40代〜・アラフォー〜〉〈主婦〉それぞれご紹介します。
働きたくない人がそれでも働くべき理由や、働く気になる方法・言葉もぜひ参考にしてみてください。
働きたくないのは病気?
働きたくない…誰もが一度は考えたことがある心理のひとつでしょう。まだ社会人になっていない学生も、主婦もニートも、社会人もみんな心のどこかで働きたくないと考えたことはあります。働きたくないと考えてしまうのは、自然なことなので、決して病気ではありません。むしろ辛い思いをしているのなら、当然の心理と考えても良いでしょう。
この記事では、働きたくない人の共通点や心理、原因について詳しくご紹介します。なぜ働きたくないと考えてしまうのか、自分の気持ちと向き合いながら読んでみてください。働きたくないと言っても、働かなければ生きていけないのは事実です。少しでも働く意欲が出るように、自分の人生と向き合える質問集もご紹介します。
働きたくない人の共通点11選!
働きたくないと考えている人には、共通する特徴があります。自分に当てはまるところがないか確認してみましょう。働きたくない人の共通点を、11個ご紹介します。働くということは、ある程度自分をやる気にさせたり、奮い立たせたりしなければいけません。働くことに意味を見出せないという人も、辞めればお金に困ってしまうことは目に見えています。
病気を理由に退職を余儀なくされてしまったという人は仕方がありませんが、働きたくないから仕事を辞めることは、決しておすすめできるものではありません。自分をやる気にさせる方法を考えたり、働く理由を明確にする必要があります。働きたくないという人はなぜ自分が働きたくないと思っているのか、一度冷静に分析してみましょう。
働きたくない人の共通点1.目標を立てることができない
自分で目標設定ができない人は、仕事のやる気を出す方法がわからない人です。心理的に、目標がなければなんのために働くのか分からなくなってしまいます。
働きたくない人の共通点2.なんとなく仕事を続けている
働きたくはないけれど、転職や再就職の活動はせずなんとなく仕事を続けている。そんな人は働きたくないと常々考えていることが多いです。特別に転職する理由がない限り、だらだらと仕事を続けてしまいます。
働きたくない人の共通点3.自分なんて…と考えがち
ネガティブでマイナス思考な人は、働きたくないと考える原因のひとつです。「自分なんて誰にも必要とされていない」などと病気がちな考えになった場合、解決方法を考える必要があるでしょう。
働きたくない人の共通点4.失敗を糧にできない
誰でも失敗はするものです。それが原因で落ち込んでしまう心理も理解できます。しかし、その失敗から改善策を考えられない人ほど、働きたくないと考えてしまいがちです。
働きたくない人の共通点5.コミュニケーションが辛い
人とのコミュニケーションの方法がうまくわからず、一人でいるほうが気楽と考える人は、働きたくないと考える原因になってしまいます。ひとりで完結できる仕事であれば、適正がある可能性があります。
働きたくない人の共通点6.人間関係が煩わしい
会社に所属していれば、必ず人間関係の問題が発生します。そういった人間関係にうんざりしている人は、仕事そのものが嫌ではなくても、働きたくないと考えるようになってしまいます。
働きたくない人の共通点7.気分転換が苦手
自分に厳しく切り替えが下手な人は、働くことに疲れてしまいます。気分転換が上手なタイプの人間のほうが、働くことに対して意欲的です。
働きたくない人の共通点8.インドア派
悩みや心理的に落ち込むことがあっても家に閉じこもりがちなので、誰にも相談したりストレスを発散できずにいます。働きたくないと考える人は、家に閉じこもりがちなのが特徴です。
働きたくない人の共通点9.自分の責任は重大と考えてしまう
必要以上に自分に対して責任感が強い場合、プレッシャーに押しつぶされるのが嫌で、働きたくないという心理になってしまいます。
働きたくない人の共通点10.睡眠不足が続く
睡眠は、ストレス発散の方法のひとつです。満足に睡眠を取れていなかったり、なかなか寝付けないことが多い人ほど、だんだんと働きたくないと考えてしまう原因になってしまい、病気にもつながってしまいます。
働きたくない人の共通点11.考え込んでしまう
気にしなくても良いような小さなことに対して、真面目に考え込んでしまうようになればなるほど、働きたくないと考える原因となる可能性があります。自分に対して過剰に厳しかったり真面目すぎる場合は、もっと気楽に考えた方が良い場合もあるでしょう。
働きたくない人の〈年代別〉の原因は?
働きたくない原因や心理状態は、世代によってどのように違いがあるのでしょうか?共通しているのは、どんな世代や立場の人間であっても働きたくないと考えることはある、ということです。主婦でもニートでも、学生でも社会人でも、みんな同じように働きたくないと考えています。しかし、原因は様々です。その世代や立場に沿った働きたくない原因をご紹介します。
〈若者・大学生〉将来が不安だけど、今は楽しい
今が楽しいと考えがちな若者は、できれば今の楽しい時期を先延ばししたいと考えています。体力も自由もある充実した生活を送っている若者にとって、働く意味すらまだわかっていない人が多いのも事実でしょう。
またその反面、将来への不安も感じています。会社組織が安定しているとは言えない昨今、就職することに対しての抵抗感や、このままでいいのか?など、若者特有の悩みも抱えていることが原因です。
〈20代〉社会人として辛い思いをしている
社会人になって間もない20代は、まだ社会人として不慣れです。仕事ばかりの毎日にうんざりしたり、疲労している世代でもあります。また漠然とした将来への不安も心理的に持っています。このまま頑張っていて報われるのか、なんの為に頑張っているのか、そんな悩みや心理状態の中で働きたくないという心理に陥ることがあります。
〈30代・アラサー〉家庭を持つ責任
アラサーになってくると家庭を持つ人も多くなってきます。仕事を辞めるということは、家族を養えなくなるということです。迂闊に辞めることができない責任感から、少しでも逃れたいと考えます。そのことが原因で仕事自体がプレッシャーとなり、働きたくないと考えるようになります。
また、同期や同僚、学生時代の友人とも差が付き始める時期です。仕事への焦りや結婚・出産などイベントが盛りだくさんのアラサー世代は、どうしても他人と自分を比べてしまいがちです。
〈40代〜・アラフォー〜〉将来への不安
アラフォー世代からは、だんだんと転職が難しくなってきます。どうにかして人生を豊かなものにしたいと考えている人は、比較的イキイキとしています。一方、少し人生を諦めたような人になると働きたくないと考え始めてしまいます。どうにかこのまま逃げきれたら良いのに…と、だらだら仕事を続けている人も多くみられます。
〈主婦〉家計は苦しいけれど…
家計が苦しくても働くために外に出かけるのは嫌だ、家事をこなす主婦はそう考えることが多いです。事実、主婦は主婦なりに忙しいです。でも、上手に空き時間を使って、少しでも仕事をすることを考える人は、仕事を意欲的に探し、イキイキと働きます。その一方、だらだらと過ごすことが日常になっている主婦にとっては、家族のことだけでいっぱいになり、外に出たがりません。
働きたくない人の先の人生を照らす20の質問
ニートや主婦、社会人など働きたくないと考えている人にとって、仕事を続けるたり始めるというのはとても勇気がいることです。特にニート生活が長い人にとっては、そのプレッシャーはなかなか他の人には理解できないところでしょう。そんな働きたくない人に向けて、20の質問で人生を照らします。少しでも気分が変わるように、読んでみてくださいね。
1.人目を気にしていませんか?
人の目を気にするのは、金輪際やめましょう。自分のために、人目は気にしないで大丈夫です。
2.今のお金に満足できませんか?
実は生活費は少なくてすむんです。余計な出費を減らせば、悩みも減ります。
3.積極的に仕事をしていますか?
一度本気で向き合ってみてください。少し面白いと感じるポイントがあれば、チャンスは広がります。
4.時間はありますか?
「ない」と答える人がほとんどです。スマホを眺めている時間を減らして、自由な時間を増やしましょう。
5.やりたいことはありますか?
やりたいことをしっかりやりましょう。それが仕事になるなら、働けます。
6.やりたくないことをしていませんか?
やりたくないことを減らしていけば、やりたいことが残ります。やりたいことのために、やりたくないことをするのはOKです。
7.強制されていませんか?
自分から動いているときと、強制されているときでは立場や感情は随分違いますよね。
8.人と自分を比べていませんか?
価値観や考え方は人それぞれです。他人と自分を比べても、同じなはずはありません。
9.誰かをバカにしていませんか?
人のことは気にしてはいけません。ましてバカにしていると、自分が苦しい思いをするだけです。
10.チャレンジしていますか?
どんな些細なことでもいいです。やったことがないことにチャレンジしたら、少し未来が開けますよ。
11.完璧を求めていませんか?
仕事も家事も完璧な人間なんていませんよ。そんなことより、少し楽する方法を考えるほうが楽しいです。
12.小さな成長を見逃していませんか?
毎日何気なく過ごしていることって、実はすごいことなんですよ。経験として、成長しているんです。
13.楽しいと思えることはありますか?
楽しい、気持ち良い、それだけをモチベーションに生きていくこともアリじゃないですか?
14.小さな目標はありますか?
明日は〇〇をしよう、その程度の小さな目標でも大丈夫です。少しずつの積み重ねは幸せの第一歩です。
15.大きな夢はありますか?
恥ずかしくて人に言えないような大きな夢でもいいです。こっそり夢に向かって頑張るのは、楽しいですよ。
16.働くことの意味を考えたことはありますか?
お金はもちろんのこと、人と喋るため、新しい知識をつけるため、いろんな働くことの意味は存在します。
17.失敗を恐れていませんか?
失敗はとても恥ずかしくてかっこ悪いものです。でも、失敗をしていない偉大な人はいません。
18.何かを始めませんか?
働きたくないなら、何かを始めてみればどうですか?切り替えのチャンスです。
19.働きたくないのは、みんな同じですよ?
なんとなく働いている人が多いのが現状です。働きたくない理由を考えることで、少し先の考え方ができるようになります。
20.お金に縛られていませんか?
働いていないとお金は入ってきませんが、お金は最低限だけで満足できませんか?もし大金持ちになりたいなら、とても働かなくてはいけません。働きたくない気持ちとお金を天秤にかけてみましょう。
働きたくない人のよくある心理9つ
働きたくないことには、必ず理由があります。なんとなく働きたくないと思っていても、実ははっきりした理由があります。そしてそのことに気がつかなければ、なかなか働きたくないという気持ちを改善する方法は見つかりません。ニート生活になってしまった人も、衝動的に辞めたのではなく、はっきりした理由があります。
そんな働きたくない人によくみられる心理を、9つご紹介します。
1.仕事がうまくいっていない
仕事の方法や進め方に納得がいかず、ひとりでモヤモヤと考えてしまう場合、働きたくないという心理になってしまいます。
2.取り返しのつかないミスをしてしまった
立ち直るのが難しいほどのミスをしてしまった場合、働きたくないという心理が働きます。
3.やりたくない仕事をしている
仕事内容や、理想の仕事とかけ離れていると感じている人は、やりたくもない仕事をやっているという心理が働き、働きたくないと考えるようになります。
4.働く意味がわからない
働くということを真面目に考えている人にこそ、その意味を考えてしまいます。働く意味について考えれば考えるほど、自分の存在価値を考えてしまいがちです。
5.仕事にやりがいを感じていない
本当はやりがいのある仕事がしたい、そう考えている人は多いです。働きたくないわけではなかったにせよ、やりがいのない仕事を続けていくうちに、働きたくないと考えるようになってしまいます。
6.お金を稼ぎたいという意欲がない
お金に対して執着心がなかったり、お金が欲しいとあまり思っていない人にとって、過度に働く意味はまったくないと感じてしまいます。
7.人付き合いが面倒
コミュニケーションが苦手な人は、たとえ仕事ができても働きたくないという心理に陥ります。
8.嫌いな人がいる
人間関係の煩わしさと難しさは、働きたくないという心理を強くします。それが理由となり病気になってしまう人もいるほどです。
9.外に出たくない
働きに行くイコール外に出なくてはいけない人にとって、働くこと自体が嫌になってしまうこともあります。外に出たくないのも、立派な原因のひとつになり得るでしょう。
働きたくない人が働く気になる方法や名言は?
ニートやニート予備軍の人たちは、なかなか働こうという意思を持てずにいます。そんなニートの人たちに対して、どんな方法であれば働く気になるのでしょうか?ニート生活は、長続きしません。お金が必要だからです。実家暮らしのニートの場合お金はかからないと考えがちですが、年齢を重ねれば重ねるほど就職は難しくなってしまいます。
ニートは無理をして働こうとはせず、まずは興味のあることを見つけることから始めましょう。物欲が出ればお金が欲しくなり、お金が欲しくなれば、自然と働こうという気持ちになれます。心から興味があることでなければ意味がありません。いきなり働こうとはせず、千里の道も一歩からと考え、少しずつ自分の興味のあることを探していきましょう。
働きたくない人がそれでも働くべき理由7つ
働きたくないと考えていても、どうしても働かなければ生きていくことはできません。でも、そんなことはみんな分かっています。働きたくなくても働かなければいけない理由を7つご紹介します。少しでも働きたくない気持ちが解消されるよう、冷静に自己分析をしてみてくださいね。
1.余計に落ち込むことを防ぐためにも働く
仕事が嫌なら辞めてしまえば良い、そう考えながらも働き続けることをおすすめします。辞めて仕事がなくなると、お金や将来の不安から余計に落ち込んでしまう原因となってしまうからです。
2.復帰しにくくなる
病気が原因で仕事を辞めることになった場合は復帰のことは考えずに辞めたほうが良いですが、単に働きたくないからといって勢いで仕事を辞めることはおすすめできません。転職や再就職が難しいと考えている人は、なおさらです。
3.お金の不安がつきまとう
働くことを辞めてしまえば、お金は当然入ってきません。仕事で生じるストレスや、嫌な気持ちは解消されても今度はお金の不安が付きまとい、病気の原因ともなってしまう可能性があります。
4.体は動かしたほうが良い
仕事を辞めると極端に体を動かす機会が減っていきます。体を動かしているときの方が、じっとしている時よりも心が和らぎます。
5.働きたくない理由を見つけるために働く
なぜ働きたくないのか、その答えは働きながらじゃないと見つけることができません。自分の中で納得できる働きたくない理由が見つかれば、それを解消する努力をしてみることです。
6.社会との接点が持てる
仕事を辞めると社会と切り離された感覚に陥り、落ち込む原因となったり、病気の原因となってしまうこともあります。一般社会と関わっているだけで精神は少し安定します。
7.引きこもってしまう可能性がある
働きたくないという理由で仕事を辞めると引きこもるようになってしまい、自然と病気がちになってしまいます。ニートになってしまうとなかなか抜け出せないのも事実です。
働きたくない人が向いている仕事は?
働きたくない人にある程度共通している心理は、外に出たくないという心理です。それを逆手に取り、在宅でできる仕事を探してみましょう。データ入力やアフィリエイター、WEBライターなど、最近は自宅にいながらお金を稼ぐことも自然なこととなってきました。会社に行くこともほとんどないため、人間関係に悩む必要もありません。
ニートや主婦、病気を理由に仕事を辞めてしまった人でも、気軽にチャレンジできます。逆に主婦やニートは隙間時間を有効活用できるので、会社員よりも在宅ワークが向いていると言えるでしょう。ニートや主婦であることが逆に有利に働きます。少しでも自分の時間をお金に変えられるよう、自分に合う仕事を探してみてくださいね。
働きたくない時まずは1日頑張ってみよう
学生、主婦、ニート、社会人、それぞれの立場で、ほとんどの人が働きたくないと考えています。今はうまくいっていても「これからもこの生活の繰り返しか」と考えてしまうと、憂鬱な気分になって病気のようになってしまったり、働きたくないと考えてしまうのも無理はありません。そんな自分を奮い立たせるのにもやはり限界があります。
病気になってしまっては元も子もないので、自分の気持ちを充分に理解することが必要です。働きたくないという場合、まずは1日頑張ってみましょう。今日だけ、明日だけ、と頑張っていると、次第に気持ちが落ち着くことも考えらえれます。決して無理はしないように、働きたくない気持ちと上手く付き合ってみてくださいね。