いくら頑張っても上手くいかず、才能がないと落ち込んだ経験はありませんか?
才能や能力は生まれ持ったもので、今さらどうにもならないと思っている人も少なくないはず。しかし、本当に才能がない人などいるのでしょうか?今回は才能の見つけ方や、その伸ばし方をご紹介します。
自分に才能がないと思い込んでしまう
『どうして自分には才能がないんだろう』こんなことを思った経験はありませんか?
努力して頑張っても、それが実らずつらい思いをした人もいるでしょう。
確かに周りには、とても能力の高い人や天才肌と呼ばれる人もいます。
しかしそれは、自分に才能がないと言うこととイコールではありません。
ここからは、そんな才能の見つけ方やその伸ばし方までご紹介します。
才能が欲しいと思っている人も、是非参考にしてみてください。
「才能がない」と思い込んでしまう原因とは
努力が実らなかったとき、周りとの差を感じたとき、人は自分に対して『才能がない』『自分は天才とは違う』とマイナスな考えをしまいます。
確かに才能という言葉だけを聞くと、少し大きなものを想像しますし欲しいと思うのも気が引ける、なんて人もいるのではないでしょうか。
生き方やただ単に欲しいと思う気持ちだけでは、どうにもならないというイメージが強いのも事実です。
では何故、そこまで才能がないという思い込みをしてしまうのでしょうか。
まずはその原因についてご説明します。
頑張った成果が得られない
努力を続けたにも関わらず、その結果が得られなかったとき、自分には才能がないんだと落ち込んでしまうことは多いはずです。
しかし、才能というものは努力だけが全てではありません。
努力だけで得られるものではなく、あなたの一生という生き方の中で常に成長しているものなのです。
今回駄目だったということは、今までの努力や頑張りでは通用しないくらいにあなたの能力や才能が成長している証拠と言えます。
今の自分の能力値に合わせて、これからの努力法やそれに向かう方向性の見つけ方を考えてみましょう。
決して才能がないわけでは無く、あなたに合わせて共に成長しているのです。
才能と天才を同じに見ている
才能と聞くと生まれ持った能力で、あまり努力せずに発揮できる天才気質のようなものだと思っている人もいるのではないでしょうか。
天才と才能は、全くの別物です。
あなたが自分に才能がないと思うなら、それはまだ開花していない可能性が高いと言えます。
まずは、自分の中の伸ばしたい能力を知る必要があります。
最初から努力の結果を見ようとしたり、周りの天才気質な人と自分を比べることはやめましょう。
とにかく時間がない
忙しい日々を過ごしていると、自分のことについて考える時間が得られないことが多い現状にあります。
才能がないと思い悩んで落ち込むよりも、今の自分を振り返って考える必要があるのです。
また、才能が欲しいと思っていてもそれを磨くための時間が得られないという人もいるでしょう。
まずは自分を振り返り才能の見つけ方を知り、それを磨くための時間を確保することが必要になります。
もちろん、急に大量な時間を確保するのは難しいことです。
最初は少しの時間でいいので、自分のために使える時間を確保してみてはどうでしょうか。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人は、なかなか自分を認めることが出来ない体質のため、自分には才能がないと強く思ってしまうところがあります。
『どうせ自分は駄目だ』『才能なんてない』とつらい考え方をしてしまうことはありませんか?
才能の見つけ方は人それぞれですが、まずは自分と向き合って認めてあげる必要があります。
自分を肯定出来るようになれば、気持ちも前向きになるので自分のことや頑張ってみたいこと、これからの生き方などが見えてくる筈です。
能力や才能がないと思っていたマイナスな思考も、変えられる可能性があります。
他人の評価に左右されている
どれだけ頑張っていても、周りからの評価一つで折れてしまう人もいます。
『諦めた方がいい』『才能がない』などと言われてしまい、つらい思いに耐えられず挫折してしまったという人もいるでしょう。
他人からの言葉だからこそ、深く刺さり傷付いてしまうものです。
つらい気持ちは分かりますが、才能とは開花させるものです。
周りからの評価一つで、諦めてしまっていいようなものではありません。
全ては、あなたの考え方次第と言えます。
例え才能がないと言われたとしても、あなたが諦め切れなかったのであればそれはもっと磨ける可能性があります。
周りに左右されない思考こそが、才能を開花させるための原動力になる筈です。
当然のことですが、周りからの評価を参考にすることは大切です。
しかし、理由付けもされていない批判は悪口や野次と同じと言えます。
時にはつらい気持ちを押し込めて、聞き流すという方法を覚えることも必要でしょう。
周りと比較している
能力値などを、つい周りと比較してしまうことは人間ならば誰しも経験のあることです。
周囲にとても優秀な人や天才肌のような人がいれば、尚更のことでしょう。
自分に出来なかったことをやってしまう人は、輝いてすら見える筈です。
また他人と比較することは、自分に自信が持てない現れでもあります。
例え天才と自分を比較したとしても、あなたの才能が開花するわけではないのです。
才能がない言い訳を並べている
才能がないことに対して、無意識に言い訳を並べている人はいませんか?
例えば、年齢や時間、経済力、他人との比較などがあげられます。
お金がないし、年齢ももういい年だから何かを頑張るなんてできないと思っている人もいるのではないでしょうか。
また、自分は平凡で優秀な天才とは違うと決め込んでいる可能性もあるでしょう。
才能の見つけ方は人それぞれです。
お金がなくても始められることはあります。
何かを努力するのに年齢は関係ありませんし、天才と呼ばれる人たちは常に努力を怠りません。
生き方も才能も、言い訳だけを並べていては前に進めなくなってしまう可能性があります。
才能がないと勘違いしている
自分の才能に、気付けていない人もいるのではないでしょうか。
普段から当たり前に行動しているため、その能力の重要さに気付けていないのです。
例えば、人の話を聞くのが上手い人やコミュニケーション能力の高い人、どれも立派な才能の一つです。
しかし本人たちはそれを、当然のように行っているため才能であることに気付けていないことがほとんどでしょう。
才能を欲しいと思う気持ちは大切ですが、新たに見付けるべきものばかりではありません。
今持っている能力をさらに磨くことも、才能の開花に繋がります。
自分の限界を設定している
なにかを頑張る前に、自分の中でのゴールを設定する人はいませんか?
目標を作ることはいいことです。
しかし、間違ったゴールを設定すると間違った努力に走ってしまいがちです。
自分の設定したゴールと、そこに向けた努力の方向性が一致しているかどうかは意外と重要なポイントになります。
結果、思うような成果が得られず才能がなかったんだと勘違いしてしまう場合もあるため注意が必要です。
収入に関わるもの以外は無意味だと思っている
才能とは、仕事や収入面で生かせるものだけだと思っていませんか?
それ以外の趣味や娯楽系は、才能とは無関係だと思っている人もいるでしょう。
才能や能力は、どこから開花する分からないものです。
趣味や娯楽であったものが、意外な収入を生んでくれることもあります。
ゲームや漫画、アニメ、テレビなど何があなたの才能を開花させるかわかりませんし、将来の収入源になる可能性もあるのです。
才能がないと思い込む前に、広い視野で自分を見てみましょう。
消極的な考え方をしてしまう
才能がないというネガティブな思考は、逆に才能開花の妨げになります。
才能とは、あなた自身が本気で努力したいと思えるかどうかで変わってきます。
あまりにも思考が消極的過ぎると、そのチャンスを逃してしまう可能性が高いのです。
やる前から失敗する未来を想像するのは、やめましょう。
努力が必ず実るわけではありませんが、行った努力はどこかで活きることもあります。
全くの無駄になることはありません。
才能がないと思い込んでしまうとどうなる…
才能がないと感じてしまう原因についてお話ししました。
自分に当てはまる部分はありましたか?
才能がないと思い込んでしまうことは、今後の自分の人生の価値観を左右してしまう場合もあるのです。
そんな思い込みが生むデメリットを、ご紹介します。
マイナスな思考が染み付く
一度才能がないと思い込んでしまうと、何をしていてもマイナスな思考に偏ってしまう傾向にあります。
何をやっても駄目に終わるというマイナスな思考回路によって、普段の生活まで後ろ向きになってしまう可能性があるのです。
生き方が後ろ向きになってしまうと、新たな才能の開花を望むことは出来ません。
自分には才能がないというマイナスな思い込みに、常に左右されてしまいます。
才能の見つけ方や出会い方は様々ですが、根底にある必要なものはあなたの前向きさです。
挑戦する気力がなくなってしまう
才能がないと思い込むと、次に挑戦する気持ちすらすり減ってしまいます。
一度駄目でも、また挑戦し努力する確固たる気持ちが才能の開花には必要です。
思い込みは、そんな挑戦し続ける気持ちを潰してしまうのです。
それでは、才能が花開く可能性はないに等しいものになってしまうでしょう。
ミスを恐れず、挑戦する気持ちを大切にしてください。
大切なことを見落としてしまう
才能がないからと後ろ向きな気持ちで過ごしていると、新たな出会いや自分の能力を伸ばしてくれるような縁を見逃してしまうこともあります。
次に挑戦するための出会いは、いくらでも落ちているものです。
あなたがそれを見付けようとするかしないかが、重要と言えるでしょう。
確かに、一度の失敗が心に傷を作ってしまうこともあります。
しかしそこに捕らわれていては、前に進むことはできません。
失敗をこれからどう生かしていくかが大切なのです。
自分の才能を見つけるための方法とは
才能がないと思い込むことによって起きるデメリットをご説明しました。
気持ちの前向きさが必要になる才能ですが、具体的にどう見付けたらいいか分からないという方も少なくない筈です。
才能とは誰でも持っているもので、重要なのは探そうとしているかいないかということが大切になります。
才能がないと諦めてしまう前に、自分が持っている才能を探してみることから始めてみましょう。
才能の見つけ方は人それぞれだとお話ししましたが、やってみて欲しい方法をいくつかご紹介します。
参考にしてみてください。
今の自分を知ろう
才能がないと思っている今の自分と向き合い、知ることはとても大切な要因になります。
例えば、今の自分に出来ていることを考えてみましょう。
特技や仕事におけるスキルなど、なんでも構いません。
自分が持つ能力を理解することで、才能がないと思い込むマイナスな思考を減らすことが出来ます。
他にも、興味や刺激の得られるものがあれば、それに対して意識を向けてみるのも良いことでしょう。
強い興味や関心から、才能の開花が始まることも多くあります。
才能がある人との差を比較してみる
今の自分を理解した上で、それでも伸び悩んでしまったり、どうしていいか分からない壁にぶつかることもあるでしょう。
そんな時は、周りにいる優秀な人やあなたが凄いと思っている人を参考にしてみませんか?
あなたが天才だと思っている人も、陰では努力を重ねていることが多く、その中にはあなたの想像を超える発想もあるかもしれません。
天才も才能も、意味合いは違っても努力の先で花が咲くという部分は同じなのです。
周りと比較することを、つらいと感じる人もいるかもしれませんが、周りから知識を得て自分のものにすることも立派な努力の一つです。
才能がほしいと思うなら、自分と周りの差に視点を置いてみましょう。
周りに相談してみる
才能が欲しいけどどうしていいかわからない時には、信頼できる人に相談してみるのも一つの手段です。
特に、あなたのことを良く理解してくれてる人に相談するのが良いでしょう。
職場の上司や、付き合いの長い友人などあなたという人柄を知ってくれている人がおすすめです。
自分では気付くことが出来なかった才能を、知れるチャンスかもしれません。
見つけた才能をさらに伸ばすための方法とは
才能がないと思い込んでいた気持ちを払拭して、自分自身に伸ばしたいと思える才能が見付かったならまずは一安心と言えるでしょう。
欲しいと思っていた才能への、第一歩を踏み出せたと言えます。
しかし、才能を伸ばすのは意外と苦労が多く、途中で壁に当たってしまう時もある筈です。
ここからは、そんな時のちょっとした対策法をご紹介します。
継続させることが大切
こんなに頑張っているのに、全然成果が出ないと落ち込んでしまうこともあります。
やっぱり才能がないからだと、つらい気持ちになってしまうこともあるでしょう。
確かに、結果の見えない努力はつらいものがあるかもしれませんが、才能とは努力を継続した先に開花が待っています。
挫折に負けること無く、才能が欲しいと思う自分の真っ直ぐな気持ちを信じて努力し続けましょう。
どうしても上手くいかない時には、努力の方向性を変えてみるのも一つの手段です。
今の自分の能力値を見直し、努力の方向性が間違っていないか、一度見返してみることも大切と言えます。
自分のペースを守る
努力のやり方や、継続方法は人それぞれです。
無理をする必要はありませんし、逆に無理をしたことによって方向性を間違え上手くいかなくなってしまう可能性も考えられます。
その結果成果が出ず、自分には才能がないんだと思い込んでしまう悪循環にもなりかねません。
ただひたすらにやればいい、というわけでもありません。
人にはそれぞれの生活や生き方があります。
今ある自分の生き方を大切にしつつ、無理のない範囲で努力を続けてみましょう。
自分の生き方を曲げてまで努力をしたとしても、それは逆に身につかないこともあるのです。
別の刺激を取り入れてみる
努力を重ねても壁に当たってしまったり、方向性の見つけ方が分からなくなってしまうことがあります。
そんな時は、一旦違う情報や分野に視点を変えてみるのもおすすめです。
一つのことに捕らわれ過ぎていては視野が狭まり、思うように動けないことがあります。
一度壁に当たると、それだけで才能がないと思い込んでしまう人もいますが、まずは落ち着いて今の状況を整理してみましょう。
気晴らしで触れた他の情報が、思いがけずいい刺激をくれたなんてこともあります。
なにが、あなたの生き方と才能を変えてくれるかは分からないものです。
時には休憩も必要
努力を続けていると、つらいと感じることがたくさんあることでしょう。
疲れている状態で、色々頑張ってみようとしても上手くいかないでしょうし、更につらい思いをする原因にもなりかねません。
時には、ゆっくり身体と精神を休ませてあげることも大切です。
慣れた生き方を変えるのは、簡単なことではありません。
しかし、無理をした先にあなたの満足いく結果が待っているとも限りません。
才能が欲しいと思うなら、自分の状態をよく考え、時には休むことも必要なのです。
結果だけに目を向けない
努力をしたからと言って、必ずその結果が付いてくるわけではありません。
思うような成果が得られず、才能がないからだと自分を責めてしまいつらい思いをした人もいるでしょう。
しかし、才能とは結果だけが全てではありません。
今回結果が伴わなかったとしても、あなたの能力は確実に良い方向へ培われている筈です。
全てが無駄になったと考えず、自分のプラスになっている部分に目を向けてみましょう。
気持ちが折れて、才能がないと落ち込んでしまっては何も変わりません。
才能が欲しいと思う自分の前向きな気持ちを、大切にしてみましょう。
広い視野と前向きな気持ちが維持できれば、新たな方向性の見つけ方も見えてくるかもしれません。
才能がない自分から卒業する
才能がないと思い込んで現状に甘んじてしまうと、どんな悪循環になってしまうかをご紹介しました。
才能がないと自分で諦めてしまうのは、つらいものです。
ただ漠然と欲しいと思っていても、行動しない限り才能が手に入る可能性は低いと言えます。
毎日同じ生き方をしていても、成長は見込めない筈です。
つまり生き方も才能の見つけ方も、あなたの行動次第なのです。
最初から才能がないと諦めてしまう前に、思い切って一歩踏み出してみませんか?
その一歩が、才能がない自分から脱却するためのスタートラインになるのです。