生きがいはどうやって見つければいい?原因や年代別の対処法を解説!

生きがいがある人生はより充実したものになると思いつつも、どうやって生きがいがない人生を変えればいいのかわからない人へ向けた記事です。

生きがいがない人生を送ってしまう性格的特徴や原因を探り、どのような行動をすれば生きがいがない人生を変えられるのかを解説します。

目次

生きがいってなに?

生きがいとは、漢字で書くと生き甲斐となります。すなわち生きる甲斐となるものであるので、そのことによって生きることが楽しくなったり、もっと言えばそのために行きたいとさえ思うようになるようなもののことを言います。

人によっては、仕事が生きがいの場合もあれば、長年続けてきた趣味やお稽古事が生きがいの場合もあるので、生きがいはそれぞれの人が本当に好きな、その人によって価値の高い個人的なものであるとも言えます。

生きがいがない人の特徴

生きがいがない人の特徴とはどのようなものなのでしょうか。生きがいの定義から考えると、生きがいは自分のことをよくわかっている人には感じやすいものであるでしょう。 その反面、自分のことを模索していたり、日々に追われているような人には感じる暇もない、生きがいがないと感じてしまうものと言えるのかもしれません。 生きがいがない人の特徴をいくつか具体的にみていきましょう。

無趣味

生きがいがない人の特徴として挙げられるものに、趣味がない、無趣味の人というものがあります。 人は好きなことをやっているときに、楽しさや充実感を感じ、それが生きがいにつながっているということがとても多いです。 しかし、特に趣味のことを行う時間を持たない無趣味の人は、どうしても楽しいという時間を持つ機会が減ってしまうことになるので、生きがいがない人生をおくってしまいがちです。

愚痴が多い

生きがいがない人の性格的な特徴として、愚痴が多い、物事の悪い面を見てしまう傾向があるという点も挙げられます。 仕事にしても、趣味にしても、楽しい面とつらい面があり、良いときもあれば悪いときもあります。色々な面があってこその生活や人生という側面があります。

しかし、生きがいがない、と感じている人は、物事の悪い面を中心に見て、色々なことに対して愚痴が多いので、色々なことを嫌になってしまう傾向が強いです。 人は嫌だと思ったことに対して、生きがいを感じることはないので、愚痴が大いにとは生きがいがないと感じ、自分は生きがいがないかわいそうな人間だとそのことも愚痴になってしまう可能性もあります。

自分が定まっていない

生きがいがない人の特徴として、人の意見に流されやすい、流行に乗ることが好きなどという性格的な特徴から、常に人や世間に合わせることをしてきたので、自分の固有の特徴がわからず、これと言って生きがいがないという状態になっている人も多いのではと思われます。

今の時代SNSでの発信をすることが、若者の楽しみになっているので、自分固有の価値観をつづったところで、多くの人からいいといってもらえることは期待できません。 自分の個人的なことよりも多くの人にいいと思われるような行動をしたり、場所に行ったりしてそれをアップしているうちに、自分の個人的な生きがいがないという状態に陥ってしまっていたといういうことは、今な社会に多く起きていると思われます。

いくら人からいっぱい、いいねと言ってもらえても、時分が生きがいがないと思っているのでは意味がありません。自分の価値観を大事にして生きがいがない状態から脱する努力をしましょう。

生きがいがない原因

生きがいがない人の特徴を作ってしまうのにはやはり原因があります。 生きがいがない原因はどのようなことがあるのか考えていきましょう。

忙しすぎる

生きがいがない人の原因は、とにかく忙しくしているので、毎日のことが精一杯で、生きがいがないとか考えている暇がないということが原因として挙げられます。

忙しすぎる理由はいろいろありますが、学生なら勉強や部活が忙しい、社会人なら仕事が忙しい、結婚している人なら家事や子育てでバタバタしているうちにいつの間にか年月が経ってしまい、生きがいがない人になっていたということも多々あるでしょう。

多忙で生きがいがない人は、忙しい中にもふっと立ち止まって、楽しいことを少しの時間でもやってみることで、全く生きがいがないことから一歩進めるのではないでしょうか。

孤独

生きがいがない人の特徴として、人とのかかわりり合いが少ない、孤独な状態であるということも挙げられます。 人は嬉しいことがあった時は、自分でその嬉しさを感じることももちろんあるのですが、その気持ちを周りの人と共に感じることや、周りの人に何か言われること、周りの人に嬉しい気持ちを伝えることで、元々の嬉しいことが何倍にもなり、その体験が忘れられなくて生きがいに感じるということも多いのです。

しかし、一人で生活をして、接するのは仕事上の気を遣う人だけというような生活をしちいるると、自分の気持ちを共有してくれる人がいなく、自分の感情を表に出すこともないので、自分の気持ちがわからないという状況になってしまうこともあります。

一人暮らしをしてなくても、実家でも家族と話さなかったり、SNS上のやり取りばかりで対面で人と接することがなくなっている場合も生きがいがないし、自分がわからないという状況に陥ってしまうことは予想されるので、気を付けたいものです。

単調

変化を好まない人や、雑務に追われている人はどうしても変化の少ない単調な毎日を送りがちです。 毎日同じ時間に置き、同じものを食べて、同じルートを通って職場や学校に行き、日々同じような感覚で、授業や仕事を済ませ、また同じルートをたどって帰宅して、疲れたのでだらだらとテレビなどをなんとなく見て過ごしています。

生きがいがない人は単調な毎日の中にどうやって生きがいを見つけるのかと思いがちですが、食べるものにせよ、通勤や通学のルートにせよ、何かしら普段と違う行動をしないと、なかなか新しい発見というものは、やってくるものではありません。 生きがいがないと思う人は、単調な生活に勇気をもって変化をつけていく勇気が必要です。

体力がない

生きがいがない人の特徴として、健康上の問題を抱えている、あるいは更年期などで何となく調子が悪体いため、力がなく、生きがいがないなどと考えている余裕がなく、毎日を過ごしていくだけで精いっぱいであるという状態にあることも考えられます。

健康は、なくしてみないとありがたさがわからない、健康な人には生活するだけで精いっぱいなので、生きがいがないと考えている余裕がないということ自体がわからないと思われるでしょうが、だるさや痛みがあるというのは、本当にストレスです。

でも、もしそれが解決策がすぐにわかりそうでなく、一定の期間付き合っていかなくてはいけないものだとすると、ただだるいとかキツイとか言っているよりは、あえてそんな状態でも励みになるような生きがいを作ってほしいのです。

何かの絵を書いてみるとか、身につけるもので楽しくなるようなものを作ってみる、文章を書いてみるなど、身体に負担をかけることなく、なにかストレスも吐き出すことができて、ハリになるようなことを見つけて欲しいのです。

金銭的余裕がない

生きがいがないと感じている人には、生活が苦しくて、お金をやりくりしていくのが大変なので、仕事の内容も選んでいられないし、ましてや趣味なんてとんでもないと鼻からバカにしてしまうような人もいるかもしれません。 そのような感覚になってしまうのもわかりますが、生きがいとはお金をかけないとできないというものとは違います。

例えばどこかの自治体の市民であれば、カードさえ発行すれば、図書館で本や今どきはCDやビデオなどもお金を使うことなく借りることができます。無料で手にした本やCDから思わぬ楽しさや人生の見方の発見をするかもしれません。

どこかに行く手段がないという場合は、家に閉じこもっているよりは、近所を散歩やサイクリングするだけでも、風景と町の人などが目に入っていきます。 季節の移ろいや、町の様々な人が、それぞれの立場で頑張っているのを目にすると、励みになったりします。お金がないから生きがいがわからないという人にも、少し視野を広げて、お金と生きがいは別のことだと気づいてほしいのです

生きがいを見つける方法

生きがいがないと思っている人が、生きがいを見つけて、生きがいがない人生から一歩前に進むためには、どのようなことに気を付けて生活していけばいいのでしょうか。 生きがいがない生活を変えていくのに重要なことについてみていきましょう。

行動する

生きがいがないと嘆いている人には、とにかく家でつまらないと嘆いているのではなく、行動することをおススメします。 昔好きだったことでも、今好きだなあと感じることでも、街に出かけて、実際の物を見てみるのはいかがでしょう。想像しているのと、実際に見るのは結構違います。 そうして実際の物を見たら、本やネットで深く調べてみてはいかがでしょうか。そんな時間はきっと普段とは違う熱中することのできる時間であるでしょう。 そんな時間があることが、生きがいがない人生に変化を与えてくれていることに気づくはずです。

好きなことを思い出す

生きがいがないと感じている人が、自分の生きがいが何か発見するための近道としておすすめの方法があります。 それは自分の人生を振り返って、好きなものを思い出すということです。 学生で勉強に追われている、社会人になり仕事に追われている、そして、出産・子育て期で自分の時間が全く持てないという日々を過ごしていると、生きがいがないと感じるとともに、本来自分がどんな人間だったかをもわからなくなってしまっている場合があります。 そのような場合は、子供時代からも含めて、自分がどんなことが好きで、どんなことをしているときに夢中になり、楽しかったのかを思い出してほしいのです。生きがいはやはり好きなこととつながっているので、まず自分のことを見つめなおすことから、生きがいを探すことを始めてみてはいかがでしょうか。

読書をする

生きがいがないと感じている人にとって、読書をすることは、自分探し、ひいては自分の生きがいを探すのに、手軽で役に立つおすすめの方法です。 暇な時間に本屋や図書館に行って、気になる本を手に取って、ぜひ読んでみてください。 世界が広がり、自分の興味のあることが見つかるような言葉や文章ときっと出会えるはずです。

ボランティアをしてみる

生きがいがない人は、自分が何の役に立っているのかがわからないという状態であることが、そう感じてしまう一因であると考えられます。 困っている人の助けになるボランティアをすることで、人とのつながりの大切さや、自分も誰かの役に立つということを実感できるはずです。 時間のある時に、自分が興味を持てるボランティアにぜひ参加してみてください。

生きがいがない人の対処法

生きがいがない人が、生きがいのない状態を脱するための対処法を、それぞれの属性で考えていきます。 生きがいがない状態に至った理由から考えてみます。

生きがいがない主婦

生きがいがない主婦の生きがいがなくなってしまった原因は、社会とのつながりがなくなって、狭い世界で生きているからという理由であることが多いと考えられます。 さらに、子育てに追われていた場合は、自分のことよりも子供を第一に生活してきているので、元々の自分が何が好きで、どんなことを重視して生きてきたのかなど自分を見失っている様態なのに、さらに変化もしているという状況であることが予想されます。 子供とは別に自分自身がどんな人間だったのかを今一度思い出して、自分としての生き方を考えていきましょう。

生きがいがないサラリーマン

生きがいのないサラリーマンは、いわゆる仕事人間のような人で、常に仕事を第一にしてきたため、仕事以外のことがよくわからなくなっている状態なのではないでしょうか。 仕事だけを人生の核にしていると、定年後はどうするのでしょうか?仕事を生きがいがない言い訳にせずに、プライベートの生活をどのようにしていきたいのか、きちんと考えていきましょう。

生きがいがないニート

社会人になったのに、親の援助のもと生活しているニートには生きがいのない人は、残念ながら多いでしょう。 本来であれば、就職して社会人としてお給料をもらいながら、立派な大人として自立していく時期なのですが、仕事もやってもアルバイト程度で、とくにやりたいことも見つからず、なんとなく時間だけが過ぎていくという人が多いのがニートなのでしょう。 親は自分を生んで育ててくれた人なので、もちろん先に居なくなってしまうことも多いですし、親に親孝行の一つもしないのはとても失礼なことです。 いい大人なのですから、自立して充実している姿を親に見せる親孝行をめざしてみてはいかがでしょうか。

生きがいがない高校生

生きがいのない高校生は、とにかく勉強や課題などに追われている高校生かもしれません。 勉強が大変でも、学校での友達との関わりや、部活など楽しみがある場合は、そこが楽しければ、生きがいがないということはないのでしょうが、そういうこともなく勉強に追われてしまっていると、なかなか苦しい高校生活になってしまうのでしょう。 高校生活は、勉強も大事なのですが、大学に行くための予備校ではなく、二度と戻ってこない大切な3年間です。 忙しくても、気の置けない友人を作れるように、人とのかかわりを大切にするだけでも、高校生活がかけがえのない人生の生きがいにつながっていくのではないでしょうか。

生きがいのない大学生

大学生といえば、受験も終わり、社会人のように仕事に追われることもないので、人生において一番自由を謳歌できるイメージがありますが、そんな大学生にも生きがいがないと感じる人もいます。 生きがいがない大学生は、比較的自由に生活を組み立てることができる立場に慣れていなくて、自分を探している段階にあることも考えられるので、自分を見つめなおすいい機会と考えて、生きがいを探してみてはいかがでしょうか。

生きがいを持とう

生きがいがない人が、生きがいを持つことは、頭で考えてしまうと難しい感じもしますが、生きがいとは他の人がどう思おうが、本人が生活や人生が楽しくなるものであれば、どんなものでも構わないのです。 そう考えてみると、自分を見つめなおし、思い切って行動する一歩を踏み出すことで、生きがいがない人生は少しづつ変えることができます。 忙しいことやお金がないこと、身体がしんどいことを言い訳にせず、生きがいを持つ人生を目指してみてはいかがでしょうか。

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