「孤立」って聞くと皆さんは、どのようにイメージするでしょうか。
1人ぼっちとか、寂しいとか。助けがないとかなんかをイメージすると思います。できれば孤立なんてしたくはないですよね。
今回は、「会社の同期から孤立したらどうなってしまうのか」についてお話ししていきたいと思います。
この記事を、読まないと孤立した時後悔しますので、しっかりみてくださいね。
同期から孤立するとどうなるのか
さて、今回は内容が内容なだけにいきなり核心から話していきましょう。
同期間での孤立というのは、そのほとんどが新入社員の中で発生するそうです。新入社員って、入ったばかりで右も左も分からず気を許してリラックスして関われるのが同期だと思います。
そんな時期に、同期から孤立してしまったら相当辛くなることは想像しやすいですよね。
まず、同期間での仕事に関する情報は共有されていても、自分の所には伝わりません。なぜなら孤立しているから。仕事に関する情報がわからないということは、仕事に直接影響が出てしまいますよね。
また、新入社員は先輩上司とも打ち解けていない場合が多く、同期からの孤立は則ち会社での孤立に等しいとも言えます。
私は、以前勤めていた会社で同期から孤立いわゆる「はぶり」に合っていました。私は思ったことをストレートに言ってしまう性格で、同期の中でリーダー格の人にきつい一言を言ってしまったことが原因でした。リーダー格の人に目をつけられ、周りも次第に私を避けるようになって行きました。
昼休憩の時は一緒にご飯を食べようと近づいたら、みんな避けるように離れて行ったり、私以外のみんなで飲みに行ったりと完全に孤立していました。初めは「仕事をしにきたのだから、気にしないでおこう」と前向きに考えていましたが、協力して仕事をしなければならないことも多く、上手くコミュニケーションが取れず仕事がやりにくかったです。
毎日寝る前に仕事のことを考えると憂鬱な気分でした。「寝て起きたら仕事、、、」と毎日思っていました。仕事のことを考えると食事も喉が通らず本当に辛かったです。こんな辛い状況に耐えることができず、最終的には会社を辞め、しばらくは立ち直ることができず再就職できずにいました。
孤立することはもちろんですが、入社したてでの孤立は尚更きついですよね…
孤立してしまう理由とは?
孤立するのにもいくつか理由があります、ここからはその孤立してしまう理由についてお話ししていきます。
自分が優秀すぎている場合
能力は人によって差がありますが、同期等から孤立する理由の1つにこと能力があります。
自分が他の同期より優れているが故に、妬まれ孤立してしまうのです。この場合孤立当初は辛いですが、仕事が他の同期よりもできる場合がほとんどですので、先輩等からの評価が貰いやすく同期から孤立しても上手くやって行ける場合がほとんどです。
自分が劣等すぎている場合
理由の2つ目についても能力に関する所です。
今度は逆に、自分の能力が極端に無い場合も孤立します。なぜなら、そいつが居ることで全体としての仕事に支障が出て、評価も下がるからです。しかし、これについては自身の努力次第ではいくらでも挽回の可能性があります。

自身の言動が原因の場合
自身の言動によって孤立してしまった場合、もとに戻るのは困難を極めます。
表面上では和解をしたつもりであっても、言われた側からするとそう簡単に許せるものではありません。自分では和解したと思っていても実際は孤立が続いていたなんてことも多々あります。
私は元々自他共に厳しく接しているタイプで、同期にも仕事等でミスがあれば強く指導をしていました。時には「だからお前はいつまでたってもダメなんだよ」「お前は本当にポンコツだな」ときつい言葉を浴びせていました。私はそれぐらい厳しく接することで同期のためになると思っていました。しかし、そんなことをしているうちに、後輩はおろか同期にも相手をされなくなり自分が孤立していることに気づきました。流石に悪いと思い謝罪をし和解をしたつもりでいましたが、自分のいない所で旅行等の計画をしているのを知ってしまい、真の意味では和解できてなく未だに孤立したままなのだと理解させられました。
孤立してるかも?と感じた時の対処法
同期と積極的にコミュニケーションをとる
もしかして孤立してるかも?と考え始めると、不安になって同期や周囲の人たちとのコミュニケーションが少なくなりがちです。
しかしこれは、相手からすると思うツボなのです。
こういう時は、思いっきりコミュニケーションをとることで状況を好転させる事ができます。
先輩上司等に相談
これは、一番現実的な対処法だと思います。
しかし、相談する相手を見極め無いとそこから情報が漏れて余計に孤立を深めてしまう場合があるので、相談する先輩上司は自分が一番信頼のできる人に限るのが良いと思います。
実際に私の体験ですが、一時期会社の同期から孤立していた時期がありました。その時、先輩何人かに相談をしていたのですが、そのうちの1人が同期と繋がっていて私の相談した内容等をバラされていたと言う事を体験した事があります。
孤立はマイナスな事だけじゃない⁉︎
ここまで、孤立の事を話しておいて「何をいうか!」と思われるでしょうが、実際に悪い事ばかりでは無いのも事実なのです。
具体的には
- 先輩上司と仲良くなれる
- 仕事が出来るようになる
- 人の痛みを理解できる先輩になれる
といったようなメリットもあります。
同期から孤立したら、頼れるのは先輩上司だけになります。そこで彼らとのコミュニケーションが増え、仲良くなるきっかけになります。
そして、先輩上司とのコミュニケーションが増えれば、仕事のノウハウを直に学ぶ事ができ自分の仕事の出来も変わってきます。
そして最後に、自分に後輩が出来た時に自分の孤立した経験から良い後輩指導ができる先輩になり、後輩から頼られる良い先輩になることもできるのです。
これらは、私が実際に体験したことです。始めは孤立したを悲観していましたが、今となっては自分の糧にもなり、いい笑い話だと思っています。
まとめ
今回は、「社内での孤立」特に同期からの孤立についてお話ししていきました。
孤立はしないに越したことはないですが、会社には多数の人間がいて考えていることの様々です。孤立しても貴方の周りには、それ以上にたくさん人がいます。
その中には、一生の付き合いになる人もいるかもしれません。
なかなかすぐに立ち直るのは難しいかもしれませんが、少しづつ前を見て進む事が出来れば今よりも格段に強くなり、一目置かれる存在になれます。
この記事が、少しでも救いになれば幸いです。